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2004年11月15日

記事;エリザベス女王杯関連4

 
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2004年11月12日

記事;エリザベス女王杯関連3

ペン 【デイリー】スイープ視界良好 末脚健在
秋華賞でG1初制覇を挙げたスイープトウショウの追い切りが栗東坂路で行われ、おしまい重点に4F54秒0、ラスト1F12秒5の好時計をマーク。迫力あふれる動きで豪脚健在をアピールした。池添も「この馬の末脚を生かせるレースができれば」と、古馬相手に堂々の戦いを挑む。

主役はこの日も周囲をハラハラさせた。20分、30分。時間は刻々と過ぎていくが、スイープトウショウは坂路コースの手前で立ち止まり、一向に動こうとはしない。鞍上の池添はまたがったままじっと我慢。調教スタンドの鶴留師は落ち着かない表情でモニターを見つめた。
40分後、スイープがようやく“その気”になった。テンをゆったり。徐々にスピードを上げていったが、エンジンが掛かるとやはり性能が違う。手綱は絞ったままながら、鋭く伸びて4F54秒0、ラスト1F12秒5を軽々とマークした。
「疲れました」は池添の第一声。
相棒が機嫌を損ねては元も子もない。普段からなだめ、すかしながらの調教を重ねてきている。前日に無事ゲート試験をパスし、残る課題はこの日の追い切りだけだった。
「実質的な追い切りは先週やってるし、ゲート試験のあとということで今日はゆっくり行ったつもりなんですけどね。それでも思ってた以上に速い時計が出たのは、それだけ状態がいいからでしょう」
神経をすり減らしながらも、しっかりと手応えをつかんだ池添。「秋華賞は絶対勝たなあかんレースでしたけど、今回はお姉さんに胸を借りるつもり。でもいい末脚を生かせるレースさえできれば、十分に通用すると思ってます」と、秋華賞に続くG1連覇へ意欲をにじませた。
次項有 …3歳エ杯にして既に記事内容がおかしいよスイープ。


ペン 【サンスポ】スイープ坂路立ち往生も走ればGI馬

前走でもゲート入りを嫌がり、発走調教再審査をレース当週に課されるという逆境の中、無事前日にゲート試験をクリア。追い切りを迎えることとなった。
しかしその影響だろう。これまで試験翌日は運動だけのパターンだったが、この日も坂路に導かれたスイープは、いつも以上の頑固ぶりを見せ、約30分、坂路の入り口で立ち往生した。
それでも、スタートを切ってからはスムーズだ。直線に入るラスト2ハロンあたりから加速。4ハロン54秒0−39秒3から、無理せずラストを12秒5でまとめ、脚力をさりげなく示した。
「大変でした」。
引き揚げてきた池添騎手の額から汗があふれる。しかし動きの良さに、「走り出したら本当にいい走りをしてくれます。秋華賞のときも良かったけど、今回もすごくいい」と笑顔を取り戻した。先週の坂路4ハロン52秒3が実質の本追い切りで、ゲート試験を控えた今週は控えめの予定だったが、「全体的な時計は思ったより速くなった。それだけ具合のいい証拠だと思います」と、重ねて体調の良さを強調した。鶴留明雄調教師も「馬も辛抱して耐えてくれている」と、あと2日、運動を残すのみとなった調整過程に、ひと安心の様子だ。

あくまで立場は挑戦者。「前回は3冠最後で1度しかないチャンスだったけど、エリザベス女王杯は来年もあるからね」という鶴留師の言葉に呼応するように、ジョッキーも「年上のお姉さんたちに胸を借りるつもりで。前回はプレッシャーがあったけど、今回はかなりリラックスして乗れると思う」と、ムードもいつになくいい。
直線の短い内回りの秋華賞から外回りに替わるからといって、今回の方が単純に乗りやすくなるとは保証できないが、「自分の競馬をすれば、結果は出ると思う」と池添。


【スポニチ大阪】スイープトウショウ"豪脚"再び エリザベス女王杯、出走馬確定
◆ 木曜追い、枠順は12日発表 ◆
豪脚再現か。秋華賞で大外一気Vを決めたスイープトウショウ(牝3=鶴留)が11日、栗東坂路でラスト1F12秒5の瞬発力を披露。ゲート再審査のため最終追い切りがこの日にずれ込んだ影響を感じさせない動きの良さに池添は「今回もいい」と、エリザベス女王杯でのG1連勝へ手応え十分だ。出走馬18頭は別表のように確定。枠順はきょう12日に発表される。

◆ 池添満足「今回もいい」 ◆
エンジンがかかれば一気に突き抜ける。実戦同様に目をみはる脚勢だった。前半を14秒7―14秒1のゆったりとしたラップで入ると残り2Fからグンと加速。12秒7―12秒5と切れた。登坂開始まで例によってスタート地点手前で30分以上も立ち止まった。気分が乗らなければテコでも動かない相変わらずの気難しさ。これには「大変でした」と池添も困り顔。だが出来に関しては胸を張る。
「先週(5日、4F52秒3)が本追い切りという形で今週はそんなにやらなくていい。全体の時計は思ったより速かったけど具合のいい証拠でしょう。前走もよかったけど今回もいい」
難題克服に自然とほおが緩む。前走後はゲート再審査を課され、その練習に労力を費やした。一方で秋華賞力走の疲れを抜かなければならなかった。調教量を十分にこなせれば悩みはまだ小さい。だが難しい気性で普段の調教も坂路1本をこなすのが精いっぱい。まさに苦心の仕上げだ。鶴留師も胸をなで下ろした。
「ゲートをやったり、速いところをやったり。かわいそうだったが、馬はよく頑張っている。好調キープ?今回までは辛抱してくれると思う」

2000年の番組改編でこのレースが秋華賞から中3週の余裕あるローテーションになると3歳馬が大活躍。現在、2連勝中で3歳筆頭格といっていいこの馬にはG1連勝の期待もかかる。池添はもちろん気合十分だ。
「前走は絶対に勝たなきゃいけないレース。今回は古馬に胸を借りる立場。人馬ともリラックスして臨める。ゲート練習でイライラした部分がないか心配したけど、乗った感触では大丈夫。自分のレースをすれば十分に通用する」
京都は4戦4勝と抜群の相性を誇るコース。しかも直線が長い外回りなら自慢の末脚にモノを言わせる。

ちなみにニッカンスポーツでの池添騎手の名言(笑)
「状態は引き続きいいし、心配は目に見えないイライラぐらい。距離も心配ないし、京都もいい。性格は悪いけど(笑)、信頼しています」

2004年11月11日

記事;エリザベス女王杯関連2

ペン 【ラジオNIKKEI競馬実況HP】栗東レポート〜スイープトウショウ
池添騎手のコメント
「先週、本追い切りを終えているので木曜日の今日はあまりやらないようにとの指示がありました。ゆっくり入ったのですが、思ったより時計は早かったです、好調な証拠でしょう。
秋華賞も良かったが、今回もいい状態だと思います。
ただ直前までゲート練習や試験を受けなければならない状況だったので、私には感じませんが目に見えないイライラする面があるかもしれません。
今回4歳馬相手ですが、自分のレースが出来れば充分通用すると思います。
秋華賞は絶対に勝たなければいけないという気持ちがありましたが、今回はチャレンジャーの気持ちで人馬共に挑戦したいです。
この馬の持ち味である差し脚を又、見せたいと思います」


ペン 【デイリー】スイープ まず第1関門突破
スイープトウショウが10日、秋華賞で枠入りを嫌って課せられたゲート再審査に合格した。
坂路をキャンターで駆け上がった後にゲートへ。1回目はスムーズに通過。2回目はゲートに入る前で立ち止まる場面も見られたが、目隠しをされると難なくクリアした。
池添は「普段と違うことをしたので嫌がりながらも我慢してくれた。これでレースに出られる権利が取れてよかった」とホッとした表情を浮かべた。

次項有 …再試験で目隠しをさせてもらってるあたり、かなり甘くしてもらってる気がするのは気のせいでしょうか…

2004年11月09日

記事;エリザベス女王杯関連1

ペン 【デイリー】スイープ いざ統一女王戴冠
秋華賞Vから中3週。ハイレベル世代を代表する3歳の女王スイープトウショウが、今度は古馬撃破に挑む。4戦4勝と、抜群の相性を誇る京都コース。“統一女王”の座を目指し、強烈な末脚が淀のターフで躍動する。

プレッシャーという、実に厄介な敵。ありすぎればつぶれ、なければ本物の強さなど見せられない。スイープトウショウとその陣営にとり、秋華賞はまさに背水の陣だった。ラスト3冠目でその重圧をはねのけ、最高の結果をはじき出したのだから、このチームの底力はすさまじい。
「桜花賞のころなんて、馬もこちらもピリピリしていたから…。秋華賞を勝ってくれて、気が楽になったよ」。自己主張の強いスイープの“本音”に近づけた喜び。担当の鎌田厩務員が見せる笑顔には、自信と手応えがしっかりと刻まれている。
ギリギリの重圧は消え、今度は野心をたぎらせるだけ。脚質どおり、まさに“追う者の強み”を地でいくのが今回のスイープだ。リラックスして狙う統一女王の座だから、強烈な先輩牝馬が相手でもおくするところはまるでない。

もちろん、水曜日に待ち受けるゲート再試験を見据えて、その調整過程にも細心の注意を払う。
すでに先週の金曜日に、実質の本追い切りとなる速い時計を坂路でマーク。手綱を取った池添は「秋華賞の疲れが抜け、いい状態をキープしていますね」と感触の良さを手のひらに染み込ませている。鎌田きゅう務員も「馬は良くなっていると思う。普段の調教自体は以前より落ち着いているから。ゲート練習でも入るのを嫌がることはないし、中でもジッとしている。あとはそう、試験やね…」とゲートインをかけた“戦い”に思案をめぐらせる

次項有 ゲートインを賭けた戦いって…!


ペン 【サンスポ】スイープ、4戦4勝・京都は庭
稀代の頑固娘が、牝馬の頂点を目指して出陣する。豪快な大外一気の追い込みで秋華賞を制したスイープトウショウ。デビューから4戦4勝(新馬戦、ファンタジーS、紅梅S、秋華賞)の京都でG1連勝を狙う。

「G1をひとつ勝ってくれたので、気持ちが楽です。古馬相手ならまだ挑戦者ですし。でも、前走も前残りかな…というペースであれだけの脚(上がり3ハロン33秒9)を使ってくれましたから」
全休日の8日、鎌田厩務員の穏やかな笑顔が、陣営のリラックスムードを代弁する。秋華賞では、勝利と引き換えにゲート再審査の制裁を受けた。機嫌を損ねると、なかなか動かない気性が災いしたためだ。10日が再試験。これに合格しなければ女王杯へ出走できない。しかし、鎌田厩務員の表情は明るい。
最近は機嫌がいいし、練習でもゲートには入っていますから。まあ、この馬だけは、きょうが良くても明日は分かりませんけど
冗談が交じるのも、心配がない証だろう。同じゲート再審査明けでも、桜花賞(5着)の時は「どうしても使わなきゃいけないというプレッシャーがあって、人間も馬もいっぱいいっぱい。馬がピリピリして、体調が今ひとつだった」と振り返る。それが、秋2戦を使った今回は「馬自体、良くなっています」という状態だ。ゲート試験も、古馬が相手でも、何ら臆するところはない。

主戦の池添騎手も、「ゲート試験に受からないと何とも言えませんが、1週前の動きはすごく良かったです。前走後はさすがに疲れもありましたが、翌週には坂路で時計を出せましたから」
秋華賞でやっとスイープの能力を引き出したジョッキーが、ゴールの瞬間に感涙にむせんだ姿は記憶に新しい。先週5日の追い切りは、その池添が手綱を取り、坂路4ハロン52秒3の好タイムをマーク。終い1ハロンは計測不能だったが、推定で12秒台半ばという絶好の動きだった。昨年、壮絶な叩き合いを演じた4歳牝馬2頭が立ちはだかる今回も、末脚の切れ味ならヒケを取ることはない。

2004年11月04日

記事;10月の重賞レーティング

ペン 【netkeiba】10月の重賞レーティング、スイープトウショウ高評価
秋華賞を制したスイープトウショウは昨年のスティルインラブを1ポイント上回る111を記録、札幌2歳Sのストーミーカフェも昨年のモエレエスポワールを1ポイント上回った。
しかし、JRA重賞で昨年の数字を上回ったのはこの2頭だけで、天皇賞・秋で初G1制覇を成し遂げたゼンノロブロイには、昨年のシンボリクリスエスより3ポイント低い119、不良馬場のスプリンターズSを逃げきったカルストンライトオには昨年のデュランダルより1ポイント低い116が与えられた。同じく菊花賞で初G1勝ちを収めたデルタブルースは昨年のザッツザプレンティより2ポイント低い112、南部杯でアドマイヤドンを下したユートピアは114で、昨年アドマイヤドンが出した117を3ポイント下回り、全体的には昨年よりも低い結果となった。

10/17 秋華賞/スイープトウショウ(111)

2004年10月19日

記事;秋華賞関連4

ペン 【サンスポ】秋華賞馬・スイープトウショウ、栗東で軽く引き運動
秋華賞を強烈な末脚で制してG1ホースとなったスイープトウショウ(栗・鶴留、牝3)は一夜明けた18日朝、栗東トレセンで1時間ほど軽く引き運動し激戦の疲れを癒した。

「ああいうレースであれだけの脚を使ったのだから疲れはあるだろうが、見た目は変わりはない。能力があり1番強いと思っていたのに、なかなか(G1を)勝てなかったので、すごくうれしい。(スイープトウショウが2月まで所属した)渡辺厩舎(解散)の人達も喜んでくれたしね」と、担当の鎌田厩務員は改めて喜びをかみしめた。
次走はエリザベス女王杯(11月14日、京都、G1、2200m芝)を予定されているが、鶴留調教師は「調教再審査があるからね」と表情を引き締めていた。

2004年10月18日

記事;秋華賞関連3

 
'04秋華賞新聞買占v
勿論買い占めましたよ!(感涙)

 
 
ペン 【サンスポ】スイープトウショウ、春2冠の無念晴らす

(C)サンケイスポーツ

池添謙一(25)騎乗の2番人気スイープトウショウが、メンバー最速の上がり3F33秒9の豪脚で後方から一気に尊し切り、3歳牝馬最後のG1で春2冠の無念を晴らした。タイム1分58秒4(良)。1/2馬身尊2着に2歳女王ヤマニンシュクル、3着に10番人気ウイングレットが入り、3連単(11)(16)(5)は24万9510円。断然人気に推された桜花賞馬ダンスインザムードは直線で失速し4着に敗れた。

★「めちゃくちゃ嬉しいです」
緑鮮やかなターフの上には、自分と2歳女王しか見えない。もう誰にも譲るものか。壮絶な叩き合いが、“頑固娘”の意地に火をつけた。デビュー前から「G1級」と言われ続けたスイープトウショウが、1/2馬身のリードを保ったまま、念願のG1ゴールに飛び込んだ。

「めちゃくちゃ嬉しいです」。鞍上の池添謙一にとっても夢だった師匠の管理馬でのG1制覇。引き揚げてきて鶴留明雄調教師の顔を見たら、すぐにはゴーグルを外せなかった。平成10年3月のデビューから約3年半所属したが、「いま自分がジョッキーをやっていられるのも先生のところでデビューできたお陰」。G1 4勝目だが、特にこの1勝は格別だった。
愛馬の末脚を完全に引き出せなかった春2冠(桜花賞5着、オークス2着)の悔いが、ずっと心を支配していた。しかし返し馬で師匠と交わした最後の言葉で、腹をくくれた。「悔いのないように乗って来い」
スタートで両サイドから挟まれて後方からになったが、慌てない。終いを生かすんだ、直線まで我慢しろ−。自分にそう言い聞かせた。ハロン棒が目印だ。残り6ハロン。「まだまだ」。4ハロン。「ちょっと行こうか」。前哨戦のローズSで尊されたレクレドールも、前でちょうど動き出した。手綱から伝わる抜群の手応えと反応。極限の上がり3ハロン33秒9。スイープと自分自身の我慢比べに勝ったとき、勝利が目の前で現実となっていた。
「先生には(フリーになった)今もお世話になっているけど、これで少しは恩返しができたかな」。一瞬、池添の声が詰まった。思えば今年3月、渡辺栄厩舎の定年解散で移籍してきた評判馬。馬場入りを嫌うなど頑固娘に手を焼きながら、厩舎一丸となってようやく掴んだタイトルだ。
3冠ロードは幕を閉じたが、3歳女王の挑戦は続く。この日もゲート入りをごねて発走調教再審査の処分が下った。当面の目標であるエリザベス女王杯(11月14日、京都、G1、3歳上牝馬、芝2200m)も、11月8日以降に行われる審査の結果次第。それでも「また一生懸命仕上げて、また次、ここに立てるように頑張ります」。池添の力強い声が、会見場に響き渡った。

★スイープトウショウ
父エンドスウィープ、母タバサトウショウ、母の父ダンシングブレーヴ。鹿毛の牝3歳。栗東・鶴留明雄厩舎所属。北海道静内町のトウショウ牧場生産で、馬主はトウショウ産業(株)。9戦5勝。獲得賞金は2億6821万8000円。重賞は平成15年ファンタジーS(G3)、16年チューリップ賞(G3)に次ぎ3勝目。鶴留調教師、池添謙一騎手は秋華賞初優勝。

★13年ぶりのG1勝ち
「尊せっ!負けるな!」。いつも物静かなスイープトウショウのオーナーブリーダー・藤田衛成(50)さんが、スタンドで叫んでいた。競馬界の“老舗”トウショウ産業の代表だが、G1勝ちは同じ鶴留厩舎に所属していた平成3年桜花賞のシスタートウショウ以来13年ぶりとあって、興奮を隠しきれない。
「ゲートに入らずスタート前からヒヤヒヤ。出たら最後方で届くのかと、またヒヤヒヤ。でも、惜敗続きにピリオドを打って、今は晴れ晴れとした気持ち。スイープの祖母サマンサトウショウは、牧場の基礎を築いてくれたトウショウボーイ(昭和51年皐月賞、有馬記念)の娘。ゆかりの血統で勝てたことが嬉しい」
スイープは子供の頃から頑固で気に入らないことがあると馬房から出てこなかった。「長い間機嫌が直るのを待ったことも。懐かしい思い出です」と、誇らしげに愛馬に目をやった。

★牝馬4冠制覇(3歳以上)達成
鶴留明雄調教師(63)=栗東=は、桜花賞(平成3年シスタートウショウ)、オークス(6年チョウカイキャロル)、3歳限定時代のエリザベス女王杯(昭和60年リワードウイング)に続く牝馬G1制覇で、伊藤雄二調教師に次いで史上2人目の、牝馬4冠制覇(3歳以上)を達成した。「何年かぶりで厩舎が盛り上がっていたよ。謙一には悔いのないようにと言って道中はじっと見ていたが、最後は声が出ていた」と、珍しく声を震わせていた。



ペン 【デイリー】池添涙 スイープ悲願の一冠
池添・スイープが悲願の1冠奪取だ。
「第9回秋華賞・G1」は17日、京都11Rで行われ、2番人気のスイープトウショウが、直線で自慢の末脚をサク裂させてG1初制覇を成し遂げた。2着にはヤマニンシュクル、圧倒的1番人気だったダンスインザムードはゴール前で脚が止まり10番人気のウイングレットが3着に入り、3連単は24万円の高配当となった。

自分を信じ、スイープトウショウを信じた結果だった。最後の直線。強烈なラストスパートをかけると、先に抜け出しを図るヤマニンシュクルをゴール前で交わす。ラスト3F33秒9。春には届かなかったタイトルを、強力な末脚を駆使してもぎ取った。勝利を確認すると、池添は思わず左手を天に突き上げる。3歳牝馬最強を証明した。

ぬぐってもぬぐってもあふれてくる涙。検量室に引き揚げてくると、周囲の祝福に目頭を押さえながら、「ありがとうございます」と頭を下げる。これまで歩んできたスイープトウショウとの道のり。決して平たんではなかったが、大舞台で最高の結果を出すことができ、思わず感極まった。
厩舎一丸で手にした勝利だった。今春、引退した渡辺厩舎から、師匠の鶴留厩舎へ移籍したスイープ。気性が激しく、ケイコを満足につけることはできなかった。池添は連日のように攻め馬を行ったが、運動量が足りない。その分、担当の鎌田厩務員が2時間かけて引き運動を行い補った。「池添や厩務員の鎌田が頑張ってくれた。何年かぶりで厩舎も盛り上がっていた」と鶴留師の声も思わず震えた。
池添にとってもデビュー時に所属した厩舎。「師匠の馬でG1を取ることができて本当によかった」と、このときははちきれんばかりの笑顔を浮かべた。観戦に訪れた宏実夫人(24)は来春に出産予定。「鳥肌が立ちました。本当によかったです」とお腹をなでながら喜びに浸った。

11月8日以降にゲート再審査を受けなければならないが、クリアすればエリザベス女王杯(11月14日・京都)へ向かう。古馬との初対決に、「チャレンジャーのつもりで頑張ります」と池添は控えめだが、表情は自信にあふれている。黄金コンビが、次に狙うは最強牝馬の称号だ。


ペン 【JRA Video Interactive】第9回 秋華賞
我慢の果てに末脚が炸裂! スイープトウショウが悲願のG1勝利を達成

道中は後ろから2頭目の位置、直線で追い出されると目の覚めるような伸び。3歳牝馬三冠の最終戦・第9回秋華賞(G1)は、2番人気スイープトウショウが鮮烈な直線一気を決めてG1初勝利を遂げました。

我慢の末にたどり着いた勝利です。素質の高さは認められながら、馬場入りも返し馬も嫌い、ゲートの前で立ち止まり、出遅れは当たり前という気難しさを抱えるスイープトウショウ。満足に調教すらできないこの馬を、きゅう舎では辛抱に辛抱を重ねて育ててきました。
その間、鞍上の池添謙一騎手にとっても我慢の連続でした。現在はフリーの立場にある池添騎手ですが、デビュー当時は鶴留きゅう舎の所属。初騎乗も重賞初勝利も、このきゅう舎の馬でした。唯一足りないのがG1。スイープトウショウが渡辺栄・元調教師の定年引退にともない鶴留きゅう舎へと移籍して以来「なんとかこの馬で恩師にG1を」が悲願となり、スイープトウショウにレースを教えながら、桜花賞5着、オークス2着と我慢の日々を過ごしながらここまで来たのです。

秋華賞も忍耐のレースでした。またもゲートの前で動こうとせず、目隠しをしてようやくの枠入り。スタート後は後方で「ガマン、ガマンと自分に言い聞かせていた」と池添騎手。勝負は直線を向いてから。抜群の末脚を持つものの、早めに抜け出すと気を抜くところがあるスイープトウショウを、勝利に導くための策、が、ともすれば前を捉え切れないこともありうる究極の我慢です。
そして、その我慢が実を結びます。馬場の大外、これまで以上の鋭い伸びを見せたスイープトウショウは、先に抜け出したヤマニンシュクルをゴール前で1/2馬身交わし去り、栄冠を勝ち取ったのです。

持てる力を完全に解き放ったスイープトウショウは誇らしげに、プレッシャーから解放された池添騎手は「恩返しができた」と感涙のウイニングランとなりました。


ペン 【競走馬のふるさと案内所】重賞ウィナーインフォメーション
Information
今年の牝馬3冠レースの最終戦・第9回秋華賞(G1)は、単勝2番人気のスイープトウショウ(池添謙一騎乗)がヤマニンシュクルとの叩き合いを制して優勝。桜花賞(5着)、オークス(2着)の雪辱を果たし、念願のG1タイトルをゲットした。

取材レポート
本馬のG1制覇はオーナーブリーダーのトウショウ牧場にとっては、91年のシスタートウショウ(桜花賞)以来のことで牧場は沸き立っている。
今回の取材に、レース終了直後、静内町東別の同牧場に向かった。牧場では喜びの中で、お祝いの対応や取材の電話で忙しい。志村場長にはグリーンチャンネルの電話取材を終えたところでお話を伺えた。いかにも嬉しそうに笑みをうかべながら「良かったですよ、本当に嬉しい。レースは予定通りの展開だったのですが、余りにも後方でヒヤヒヤしていました。直線では力が入りましたよ」と振り返る。
志村場長にとっても本馬のゲート入りはデビュー時からの心配事で、今回のゲート入り拒否に相当気を揉んだ様子。本馬の幼駒の時からの手に負えぬわがままさはまだ続いている。大レースを制した今、ほっとしている様にも伺える。

本馬の母タバサトウショウにはトウショウボーイ(母の母の父)、ダンシングブレーブ(母の父)が入るが、あと1頭の今年の重賞馬シーイズトウショウの母ジェーントウショウ(母の母コーニストウショウはシスタートウショウの母)にはシラオキ(五代母)が入る。どちらも同牧場にとっては大事な血統引継ぎ馬だが、本馬の血統でのG1制覇は初めてで、志村場長の喜びは大きい。
帰りは夕方となり、色づきはじめた牧場の木々は夕日に映え、まさに‘秋華’のタイトルそのもの。山の中の一本道は、静かな普段とは別で同牧場にお祝いに向かうのであろう車が行き交いしていた。
【取材:日高案内所(2004.10.17)】


ペン 【デイリー】勝敗その一瞬 04年秋華賞
勝ったスイープトウショウは、池添騎手の我慢が爆発的な末脚を生んだ。
早めに抜け出して止まったローズS(3着)の教訓を生かし、ぎりぎりまで追い出しを待った。4角でのダンスとの差を考えると「動きたい」という衝動にかられたはずだが…。
愛馬への信頼から生まれた度胸の勝利といっていい。【水島晴之】

2004年10月17日

記事;秋華賞関連2

ペン 【ラジオNIKKEI競馬実況HP】秋華賞(京都)〜大外一気でスイープトウショウV

ペン 【ラジオNIKKEI競馬実況HP】秋華賞(京都)〜レース後のコメント(C)ラジオNIKKEI競馬実況HP
1着 11番スイープトウショウ(池添謙一騎手)
「本当にいい脚を使ってくれました。春は悔しい思いをしましたので、本当に嬉しいです。スタートはいい方ではないので、道中は我慢してました。ゴーサインを出したら、凄くいい反応をしてくれたので、一生懸命追いました。ヤマニンシュクルがしぶとく、抜け出しても詰め寄られたのでヒヤッとしましたが、G1を取れて本当によかったです。スイープトウショウを応援してくれたファンの皆様、ありがとうございました。」
(鶴留明雄調教師)
「厩務員、調教助手が一生懸命やってくれていたので、久々に厩舎が盛り上がりました。謙一には悔いのないように乗って来いといいました。ただスタートに時間がかかってしまって申し訳ありませんでした。ゲートが開いてからは心配なく見てましたが、最後は声が出ました。調教でも速いところをやれた分、終い動いてくれたんでしょう。ゲートの問題がなければ、エリザベス女王杯を考えます。」

2着 16番ヤマニンシュクル(四位洋文騎手)
「後ろをあれだけ離しているんですよ。今日は最高の競馬ですよ。京都の下りをうまく生かそうと思って、道中もいい感じで進めましたが、謙一の馬(スイープトウショウ)は強いね。」


ペン 【netkeiba】秋華賞コメント
1着 スイープトウショウ(池添謙一騎手)
先生の馬で勝てて嬉しい。返し馬のとき先生に、「後悔のないように乗ってこいよ」と言っていただき、腹をくくりました。最後の脚を信じて乗り、道中我慢して乗りました。

2着 ヤマニンシュクル(四位洋文騎手)
やったと思ったんだけど、相手が強かったね〜。下りをうまく活かすことができて、道中も理想通り。馬のデキもよく、パーフェクトなレースぶりだったのに・・・。

2004年10月16日

記事;秋華賞関連1

ペン 【スポニチ大阪】スイープトウショウ”ムチ一発” 秋華賞(G1)水曜追い
◆これまでにない仕上げ◆
たった1発の右ムチに勝負をかけた。スイープトウショウ(牝3=鶴留)が意欲の攻め強化。これまでにない仕上げで、3歳牝馬限定の最後の1冠・G1秋華賞に臨む。

◆悲願Vへ攻め強化◆
右ムチ1発。たった1発のムチに、池添の熱い気持ちがこもっている。
スイープトウショウは坂路単走で追い切り。最初の1Fから13秒5。いつもゆったりスタートするこの馬としては相当速い。続くラップも12秒8―12秒6とスピードを維持。最後の1Fは右にもたれ気味になるほどハードな調教。池添はタイミングを計って右ムチを1発ビシッ。まっすぐに体勢を立て直しラスト13秒2でフィニッシュ。
先週の金曜もしまい重点で右ムチを1発ふるった。これまで、スイープトウショウの追い切りでムチが使われることはなかった。彼女は自己主張が強い。嫌なことがあると、立ち止まって動かなくなってしまう頑固な気性。どうしても調教もセーブ気味になる。
「坂路2本乗りたくてもできない。普段の調教量が少ないよ」
鶴留師も嘆くことしきりだった。
しかし、秋華賞を前にして勝負をかける。
あの調教で立派な成績を残しているのだから素質は凄いが、周囲も鍛えてくるわけだから。今回は同世代牝馬限定で最後のG1。今までこんなに追ったことはないが、謙一(池添)と相談してしっかり追うことにしたんだ」
陣営は熟慮の結果、追い切りを強化した。ただし、この策は両刃の剣だろう。裏目に出れば、彼女の気性が気性だけに、嫌気がさして走らなくなる可能性もある。うまくいけば、G1に向けての心身の鍛練に効果は大きいか。あのムチは、気合を入れる意味合いの通常の目的にとどまらない。”耐えてくれ、頑張ってくれ”―そんな池添の思いもこめられているのではないか…。
「いい時計が出たし、先週より動きも素軽くなってる。いいと思います」
池添は、追い切りの手応えに納得の表情を見せた。乾坤一擲の攻め強化は、どうやら吉と出たようだ。


ペン 
【デイリー】真ん中上等!スイープ絶好11番
幸運の女神がほほえみかける。
「秋華賞・G1」(10月17日・京都)の枠順が確定し、スイープトウショウは6枠11番。池添が抽選に立ち会い、自ら引き当てた。「ドキドキしましたね。枠は別にどこでもよかったけど、真ん中くらいはいいと思う」と満足げ。後方からの競馬になるだけに、枠は不問とはいえ、ここならば、もまれずに流れに乗ることができる。強烈な末脚をフルに生かすには絶好枠を手にした。

金曜朝は池添がまたがり坂路へ。程よく気合を乗せながら、キビキビとした動きで駆け上がった。「体の硬さはなくて、雰囲気もピリッとしている。追い切り後も変わらない」と順調ぶりをアピールする。13日の最終追い切りでは、テンから飛ばした。直線でムチを受けながらも、最後まで踏ん張った。「ビシッとやれたのは初めて」と担当の鎌田厩務員。陣営はラスト1冠取りへ、意欲的な攻めを行った。だが、この日の雰囲気を見る限り、反動はない。体もふっくらと見せ、毛ヅヤもピカピカ。好ムードを漂わせていた。

やれることはすべてやった。難しい気性をなだめながら、連日のように池添もケイコをつけた。やり残したことはない。「いい枠を手にしたと思う。何とか結果を出せたら」と鎌田厩務員は期待に胸を膨らませる。態勢は整い、好枠も手にした。3戦3勝の実績を誇る京都コース。悲願のタイトル奪取へ、視界をさえぎるものは何もない。

2004年09月17日

記事;ローズS関連2

ペン 【デイリー】スイープトウショウ たくましく
少しだけ大人になって牧場から帰ってきたスイープトウショウ。「ローズS・G2」(19日・阪神)の追い切りでは、坂路のスタート地点に行き着くまでに、立ち止まったり振り返ったりと、相変わらず気難しさはのぞかせていたものの、春に比べればこの程度は素直な部類。
大きなフットワークで坂を駆け上がる姿からも、その成長の跡はうかがえる。鞍上の池添が少し気合を付けた程度で、時計は4F53秒0、ラスト2F12秒7―12秒7でまとめた。
「春とは比べものにならないほど、たくましくなっている」。付きっきりで調教を付ける池添の表情は明るい。
春はあと一歩届かなかったG1の栄冠。「本番へ向けていいレースがしたい」。最後の1冠へ、スイープトウショウが大きく羽ばたこうとしている。(竹下かおり)

2004年09月14日

記事;ローズS関連1

ペン 【デイリー】スイープトウショウ“変身
実りの秋を迎え、オークス2着馬スイープトウショウがしっとりとした“女の子”らしくなって帰ってきた。
「性格がゆったりしてきて、春よりだいぶ素直になっている」と、担当の鎌田厩務員。春にはゲート入りをてこずらせるなどわがまま娘ぶりを発揮していたが、精神面での成長がトライアル「ローズS・G2」(19日・阪神)、本番・秋華賞へと夢をつなぐ。

スイープトウショウの変身ぶりを、鎌田厩務員は真っ先に口にした。「世話は楽やね。カイバはしっかり食べてるけど、それでも太くはならない。性格も春に比べると随分と素直。今はなんの心配もない」と、スイープの順調な成長そのままを笑顔に表した。
旧渡辺厩舎から転厩の春、世話はまさに手探りだった。秘めた豪脚は誰もが認めるところだが、気まぐれ、おてんば娘。追い切りをやるにも、その日の気分次第のところがあった。馬体は一挙に10キロ以上も減った。しかし、「渡辺さんのところの馬はどこでも減ってるらしい。だから心配ないと言われてるよ。オークスでも頑張ってくれたからね」と、もう馬体重を気にすることもない。
栗東に帰厩して速い時計が3本。1週前追い切り、先週の金曜には4F53秒1、1F12秒8をややいっぱいでマークしている。「ケイコはあんなもんやと思う。やったら動く馬やからね。ほんとに良くなるのはこの次(秋華賞)くらいかもしれんけど、力は出せるはず」と今は信じて疑わない。悲願のG1奪取を前に、スイープがひと皮むけた姿を披露する。(橋本 進)

次項有 …やはり束の間の夢だったんでしょうか、彼女の性格改善…

2004年05月24日

記事;オークス関連2

ペン 【デイリー】2着スイープ能力証明
しぼみかけた未来を再びこじ開けた。距離不安も、ゲート難もすべてけ散らして、スイープトウショウが素晴らしい末脚で2着に突っ込んだ。
随分馬場入りを拒んだが、問題のスタートはあっさりクリア。道中は「目の前にダンスがいたから、それを見ながら折り合いがついた」と池添。気性が難しく普段の調教は坂路1本のみ。「それでこれだから。能力は相当ある」。秋華賞が楽しみになった。


ペン 【JRA Video Interactive】第65回 オークス〔優駿牝馬〕
パドックからレースに至るまで、落ち着きが目立ったのはダイワエルシエーロとスイープトウショウでした。
厩務員に甘えるような仕草を見せるなどリラックスしていたスイープトウショウも、後方馬群の内側、窮屈な位置でも折り合って、直線勝負に徹する策が実っての僅差2着。距離不安が囁かれたこの馬にとっては「これしかない」という走りを見せてくれました。

2004年05月20日

記事;オークス関連1

ペン 【デイリー】スイープトウショウ 坂路で軽快
馬場に入るときに立ち止まったりするスイープトウショウだが、水曜はすんなり坂路入り。単走で追われた。
斜面を真っすぐに4F55秒9。ラスト1F13秒2と軽快に駆け上がった。池添は「出来は桜花賞よりよくなってると思う。馬体もいい感じになっている。距離に多少の不安はあるけど、直線の長い東京コースは合う」と、末脚勝負にかける。距離のカベを破ることができるか。

2004年04月12日

記事;桜花賞関連4

ペン 【デイリー】スイープ末脚不発で5着
2番人気のスイープトウショウは自慢の末脚不発で5着に敗退。課題のゲートはスムーズに出たが、直線は馬群をさばき切れないままに終わった。
「動こうとした時にヤマニンシュクルに行かれ、内に入らざるを得なかった。それで詰まってしまうし…。ペースももう少し速くなってくれれば」とちょっぴり残念そうな池添。
それでも上がり3Fは勝ち馬に次ぐ34秒4。オークスで巻き返しを狙う。


ペン 【JRA Video Interactive】第64回 桜花賞
2番人気のスイープトウショウは、馬群をスムーズにさばけず5着敗退。脚質から常に前が詰まる不利を受ける可能性がある馬ですが、阪神JFに続きG1の大舞台で力を発揮し切れなかったのは関係者にとって悔しいでょう。
今後、どの路線に向かうのか分かりませんが、マイル路線でもオークス路線でも、広い東京コースを舞台にしたこの馬の巻き返しが期待されるところです。


ペン 【デイリー】勝敗その一瞬 04年桜花賞
一瞬の遅れがスイープトウショウのリズムを狂わせた。好スタートから下げて後方2番手。道中の折り合いもよく、スムーズに流れていく。
あとは、どこで動くか。池添は緩めのペース(前半800m46秒8)を読んで、3コーナーを回ったところでゴーサインを出した。先行馬との差を詰め、外めの進路を確保するには、絶好のタイミング。ところが、一瞬早くヤマニンアラバスタに外をマクられた。ここが大きなポイントだった。
池添「動こうとした時に(アラバスタに)来られたから。あれが痛かった」。 4角ではやむを得ず馬群の中へ。今度は前にダイワエルシエーロ、外側にフィーユドゥレーヴがいて壁になる。行き場をなくし、加速するチャンスを失った。うまく内へ進路を変えるが、1度崩したリズムは戻らない。最後は地力で掲示板(5着)を確保したものの、本来の切れ味は1度も発揮することなく終わった。
池添「直線に向いてからも不利があったし、スムーズさを欠いた。もう少し流れが速くなってくれれば良かったんだけど…。難しいですね」
もちろん、池添にミスがあったわけではない。流れの中での「不可抗力」とも言えるが、一瞬しかいい脚が使えないスイープにとっては致命傷だった。好位からスムーズに加速したダンスインザムードと、勝負どころからアクセルとブレーキを交互に踏み、ロスの多い走りをしたスイープ。その差が6馬身という大差となった。【水島晴之】

2004年04月10日

記事;桜花賞関連3

ペン 【デイリー】戴冠へ!スイープ好調持続
「桜の女王」を決める、競馬の「桜花賞・G1」(11日・阪神)の最終追い切りが7日、東西(美浦、栗東)のトレーニングセンターで行われた。
チューリップ賞快勝のスイープトウショウは栗東の坂路(ウッドチップ)コースで追い切り、800m54秒1。鶴留明雄調教師は「しまいだけ気合をつけてくれ」と池添謙一騎手に指示、ラスト200mを12秒2の速い時計で駆け抜けた。
池添騎手は「追い切りの感触は良かった。トライアルが予想以上の強さで、大きく減った馬体重も、あれ以上は減らないはず。どこで仕掛けるかはスタートしてから決める」と笑顔で語った。

2004年04月08日

記事;桜花賞関連2

ペン 【デイリー】スイープを新婚・池添がエスコート
SS産駒と名手の舞い。しかし、今年の桜にはそれ以上の“切れ”を持ったコンビがいる。強烈な末脚を武器に載冠を狙うスイープトウショウ。そして、初のG1獲得となった一昨年の再現を誓う池添。2度目のタッグを組むベストカップルが、最高の舞台で大勝負に出る。

経験という糧を吸収した人馬には、逆風を追い風に変えてしまう力がある。そう、1度目より2度目。スイープトウショウとの“呼吸”をつかんだ鎌田厩務員の胸中には、新しい自信が膨らんでいる。「最初は“どないしよう”って感じだった。でも今は、ね。人間も馬が分かってきて、馬も人間を分かってきた。余裕があるよね」。きゅう舎の庭を覆い尽くす、ピンク色の世界。まるでスイープの戴冠を祈るように、桜の花びらは美しく開いている。
転厩初戦。さらに、ゲート再試験―。桜本番から逆算して、クリアすべき課題は楽観できるものではなかった。「調教中に動かなくなるのは、自己主張が強いから。でも怒ったら、余計に動かなくなる馬なんだ」。
毎日毎日、ほかの馬が姿を消してからが勝負。遅い時間帯での調教、しかしこの我慢の積み重ねこそ、スイープのハートをほぐす近道だった。「ゲート練習も思った以上に頑張ってくれた。頭が良くて、調教で掛かることもない。ゲート再試験に受かったあとは、僕も馬もリラックスしてやれているんじゃないかな」と鎌田厩務員は“お互い”の上積みを強調する。
ここまでボルテージが高まれば、あとは主戦に委ねるだけ。一昨年が1着、昨年が2着と、池添は今最も桜花賞に縁のある騎手といっていい。生涯の伴侶を得て、最高の運気で挑む若武者。史上空前の頂上決戦に向け、スイープトウショウを支える条件はあまりにもそろう。(藤村和彦)

次項有……調教で止まる事が初めて明かされたのは桜の前だったんですね……

2004年04月04日

記事;桜花賞関連1

ペン 【デイリー】スイープトウショウ落ち着く
スイープトウショウが2日、池添を背に栗東坂路で追い切られ、4FF53秒7―39秒1―25秒3―12秒4をマーク。おしまい重点とはいえ力強い動きで坂を駆け上がった。
「変わりなく順調と思います。そんなに時計の出る馬じゃないしね」と、順調さをアピールの池添。すでにゲート試験は1回でパスしており、「今は落ち着かせながらボツボツやってます。気性もこの馬なりに素直になってきてる」と本番を1週間後に控え、気難しさが影をひそめてホッとしていた。

2004年03月25日

記事;スイープトウショウゲート試験合格

ペン 【デイリー】スイープ ゲート再試験に合格
6日のチューリップ賞で枠入りを嫌がり、発走調教再審査を義務付けられていたスイープトウショウ(牝4歳、栗東・鶴留)が24日、ゲート再試験に合格した。
すんなりとゲートに入ると、じっと我慢。無難な発馬を決め、そのままEコースを1周、ゆったりと流した。
「おとなしかったな。ただ、レースだとカッとして、ゲートの中で四肢が突っ張ってしまう。そのへんがどうかだね」と鶴留師。ハイレベル桜花賞の主役は、いよいよ調教のピッチを上げていく。

2004年03月12日

記事;チューリップ賞関連4

ペン 【デイリー】スイープ 桜花賞へ意気揚々
チューリップ賞を完勝したスイープトウショウは、レース後も元気。
鎌田厩務員は「体は減っていたけど細くは見えなかった。カイバもよく食べているよ。ゲート再審査もあるけど、桜花賞へ無事に持っていきたい」と本番へ感触十分だった。

記事;チューリップ賞関連3

ペン 【サンスポ】スイープトウショウ、豪脚を繰り出し快勝

(C)サンケイスポーツ

桜花賞トライアル第1弾は、断然の人気となったスイープトウショウが、後方追走から大外を回ながらもケタ違いの豪脚を繰り出して快勝した。1分35秒5(良)。
転厩初戦、乗り替わりなどのハンデを苦もなくはねのけて、桜の最有力候補へと躍り出た。阪神JFの覇者ヤマニンシュクルが3着。2着はアズマサンダースで、以上3頭が優先出走権を手にした。

★1頭だけ別次元の末脚
直線を向いたとき、先頭ははるか先だった。しかしそこからがスイープトウショウの真骨頂だ。大外から1頭だけ別次元の末脚(上がり3F34秒3)を伸ばして、直線一気のパーフェクトV。2歳女王ヤマニンシュクルをも、子供扱いにしての圧勝だった。
渡辺調教師の定年による鶴留厩舎への転厩。角田晃一騎手→池添謙一騎手への乗り替わり。環境の変化に戸惑ってか馬体重は14キロも減り、ゲートも相変わらずの難を見せていた。それでも貫禄の半馬身差Vに、「ホッとしました。先生(鶴留調教師)は『先につながる競馬を』といっていたけど、これだけの馬だから結果を出したかった。ゆっくり出して、慌てずに。最初は行きたがる素振りがあったけど、馬の後ろにつけたら落ち着いてくれた。最後はあの位置からよく差し切ってくれた」と、池添はパートナーを絶賛した。

★依然、ゲ−トの心配残る
ゲート入りをゴネて本ゲート再審査を義務づけられて、「やはりゲートは練習せんとなあ」(鶴留師)という心配は残るが、阪神JF→チューリップ賞→桜花賞とつながる阪神・マイルで、阪神JF(5着)の借りは返せたことはやはり大きい。「能力は違うね。前残りの流れで差し切るんだから。鍛えていったら相当強くなりそうだ」と鶴留師も笑顔。桜花賞は、負けられない舞台となる。

★スイープトウショウ
父エンドスウィープ、母タバサトウショウ、母の父ダンシングブレーヴ。鹿毛の牝3歳。栗東・鶴留明雄厩舎所属。生産者は北海道静内町のトウショウ産業株式会社トウショウ牧場で、馬主はトウショウ産業(株)。通算成績は5戦4勝。獲得賞金は1億540万円。重賞は平成15年のG3ファンタジーSに続いて2勝目。鶴留明雄調教師、池添謙一騎手はともに、G3チューリップ賞初勝利。


ペン 【デイリー】スイープトウショウ桜に王手
桜花賞へ堂々の王手―。
桜花賞トライアル第一弾「チューリップ賞・G3」(6日、阪神)はスイープトウショウが4角最後方から追い込み、粘るアズマサンダースをゴール寸前でかわして人気にこたえた。2着アズマサンダース、3着ヤマニンシュクルはそれぞれ桜花賞の優先出走権を手に入れた。

桜花賞の最有力候補、スイープトウショウがさすがの強さを見せつけた。ゲート入りをてこずらせ、スタートがもっさりはいつものこと。
最後方から進み、4コーナーでもまだ後ろから数えて2頭目。しかし、そこからの切れ味が違った。鞍上・池添のゴーサインにこたえると、早め先頭のアズマサンダースをきっちりとらえて差し切った。

「ホッとしました」は、引き揚げてきた池添の第一声。正直な胸の内だろう。渡辺師の引退に伴う大物の転きゅう馬。そのプレッシャーに耐えて結果を出せたことが何よりもうれしい。「いつも見せてくれる、いい脚を使ってくれました。あの位置から、ほんとに頑張ってくれました」と新コンビの激走を称えた。
鶴留師も「ほんとにホッとしました」と胸をなでおろした。本番・桜花賞(4月11日)と同じ舞台での快勝劇。気掛かりといえば、この日14キロの馬体減か。「カイバは残さず食べてるのにな。それとゲート試験も1週間後にあるし」と、胸中はちょっと複雑。あと1カ月余り、この課題を克服した向こうに栄光のクラシック制覇が見えてくる。(橋本 進)



ペン 【競走馬のふるさと案内所】重賞ウィナーインフォメーション
Information
第11回チューリップ賞は、単勝1.8倍の圧倒的1番人気のスイープトウショウが快勝。転厩初戦で14kgの馬体減などの不安をものともせず、昨年のファンタジーSに続く2つ目の重賞制覇を果たした。
スイープトウショウの生産者は、北海道・静内のトウショウ産業株式会社トウショウ牧場。母はタバサトウショウ(1993生、鹿毛、父ダンシングブレーヴ、母サマンサトウショウ)で、スイープトウショウはその第3仔にあたる。

取材レポート
ファンの方にも馴染みのあるトウショウ牧場は静内町・東別の奥深まった谷間に本場があり、よく整えられた厩舎などの施設が伝統を感じさせる。
断然の1番人気に応えてのスイープトウショウの優勝に場長の志村氏が応じてくれた。「クラシック戦線に注目を浴びるのは10年振り位ですから嬉しいですよ。ほんとに長かった」と苦労を語る。
同レースは、牧場スタッフとテレビで応援したそうだが、「心臓が破裂しそうでしたよ。ゲート入りが悪く、スタートも良くなかった。(叫んで)声は枯れるし、ゴールしたときには、疲れ切りました」と、同馬を良く知る志村場長はレースを振り返る。ドラマティックなゴール直前の差し切り勝ちは、関係者の心臓に相当悪かったようだ。
同馬は仔馬の頃、相当ヤンチャだった様子。「気が向かなければ、馬房から出ないし、掴ませようともしない。スタッフをわざと困らせる所があった」(志村場長)が、調教スタッフは口を揃えて「この馬は走る」と評価が高く、当時から期待されていたという。
母タバサトウショウの肌にダンシングヴレーブ、トウショウボーイが入るが、同馬の今後の予定については、「まずは、桜花賞でしょう。その結果を見て距離適性を考え次に進むと思います」とクラシック戦線に期待を寄せる。
同馬の兄弟だが、2002年生まれの父ダンスインザダーク、牡馬は夏から秋のデビューに向けて同場育成場でトレーニング中、03,04年と空胎だが、本年はクロフネと配合予定。
【取材:日高案内所(2004.3.11)】



ペン 【JRA Video Interactive】第11回 チューリップ賞
やはり切れる! スイープトウショウがチューリップ賞快勝

クラシック第一弾の桜花賞(G1)を5週後に控えた先週の阪神競馬場では、トライアルレースのチューリップ賞(G3)が行われました。本番と同じコース、同じ距離、さらに余裕のあるローテーションが組めることで、トライアルの中でも最も重要な位置を占めるこのレース。今年も阪神JF上位組が出走し、そのレース振りが注目されました。
レースはメイショウオスカルが先手を取る緩やかな流れ。切れ味自慢の1番人気スイープトウショウ、2番人気ヤマニンシュクルは揃って後方からレースを進めファンをハラハラさせましたが、直線に入るとさすがの伸び脚を披露。今年初戦のヤマニンシュクルはもうひと伸びが利かなかったものの、スイープトウショウは先頭に立ったアズマサンダースを切れ味鋭く半馬身捕らえ先頭でゴールを駆け抜けました。

「ホッとしました」
単勝1.8倍の人気にこたえ、レース後に安堵の表情を見せたのはスイープトウショウと初コンビを組んだ池添騎手。渡辺きゅう舎の解散で鶴留きゅう舎へと移ってきた素質馬の桜花賞前の大事な一戦、同騎手に懸かるプレッシャーも相当に大きかったようです。しかし、14キロ減の馬体、ゲート入りを嫌がるなどレース前には周囲を不安にさせたスイープトウショウですが、レースが始まればいつも通りの抜群の切れ味。本番では馬体の回復とゲートが課題になりますが、直線で不利のあった阪神JFの悔しさを晴らす豪快なレースを見せて欲しいものです。
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